

福祉のうえもり 代表メッセージ
介護事業を創業した30年前は、まだ大学生でこんなに長い時間介護の道を進むとは思いもよりませんでした。当時はどうしても進みたい道があったわけでもなかったので、漠然としたイメージのまま大学卒業と同時に介護の仕事をするという決断をしました。
そんな日々の中で、運が良かったのかどうなのかはわかりませんが、とあるきっかけで全国痴呆性(当時の正式名称を採用しています)高齢者グループホーム連絡協議会の運営に関わらせてもらう機会がありました。そのころから、「認知症介護の第一人者と言われる方」とか、「日本でグループホームを最初に開業した方」といった認知症高齢者グループホームを営む第一人者と言われる方々とお出会いさせていただく機会に恵まれました。
そんな中で僕の中で大きな転機が訪れます。「認知症介護もめちゃくちゃ大事だけど、事業所を経営することも同じくらい大事だよな。江助、経営者っていう道もあるんちゃうか。」と大先輩に行っていただいた言葉があまりにしっくりきすぎて、僕は「介護職」ではなく「経営者」と名乗ろうと決めました。
その言葉を胸にもう20年以上この道を歩んできました。家族経営の小さい事業所ですが、それでも多くの方のご協力を得ながらここまでやってくることが出来たことはとてもありがたいことだと心から感謝しています。ありがとうございます。
これからの福祉のうえもりの未来を考えるにあたって、いろんなことを考えるようになりました。その中で一つのキーワードが浮かんでいます。
―― 原点回帰 ――
今後の事業展開については、まだ何も決まっていませんが、これまでの出会いや学びと培ってきた認知症介護の集大成として、もっとご利用いただける方に寄り添ったサービスを目指して、新たな道を探って行けたらなと考えています。
30年間、本当にお世話になりました。そして、これからも「福祉のうえもり」をよろしくお願い申し上げます。
福祉のうえもり 代表取締役 植森江助

福祉のうえもり 施設長メッセージ
30年前、1月20日「介護ハウスうえもり」誕生。大雪で関係者の方の見学とお披露目会もしました。有料老人ホームでもなく、介護付き宅老所のようなものとしての事業でした。当時は介護保険制度などの整備もなくて、「介護は家族でするもの」というイメージがありつつもそれにも限界が来ているのも介護職として働いていたからこそ、感じていたのかもしれません。
始まって一年目は、利用者がポツポツ。二年目に入って、口コミから少しずつ増えていったように思います。歩けるようになった息子も一緒に過ごして、疑似家族のような雰囲気だったのも良かったと。
私自身、人生の最後の時期を楽しく、気持ちよく過ごしたいという気持ちを持っています。でも場所は自宅じゃないかもしれません。その時、自分の気持ちを理解してくれる人に関わってもらいたいという願いがあります。この思いがうえもりの理念につながっているのです。
そして、この30年、私の周りには家族や支えてくれる人やスタッフが多くいてくれたからこそ今があります。私は人が好きですが、事務作業は得意ではないのです。30年間、甘えさせてくれて感謝しています。
また、介護保険制度に合わせて、認知症のかたを専門に介護する方向に徐々にしていくために、この時先駆的に活躍していた尊敬する3名の先輩に認知症介護の基本を教えていただき研修にも付き合っていただけたことを、今でも感謝しています。この時期にうえもりの認知症介護の基本が構築できたと思っています。加えてその後も認知症介護のエキスパートといわれる方々に支えられ、うえもりはここまでこれたのです。
今では、周囲の方たちに「困ったら、うえもりに相談すると良い」と話してもらえることが多く、嬉しい限りです。
これからも、初心を忘れず、一歩一歩前に進めていきたいと考えています。
認知症介護は、これから益々専門性を問われていくと感じていて、私の想いをうえもりのスタッフに伝え継承していくことに精進したいと思っています。
そして、周りの方々に寄り添い続ける「福祉のうえもり」でありたいです。
福祉のうえもり グループホームふれあい施設長 桑原さわ江
福祉のうえもり 30年の歩み
各イベントから関連するエピソードを
ご覧いただけます。
| 1995年01月 | 「介護ハウスうえもり」として介護事業を開始 |
| 1998年01月 | 「グループホーム ふれあい」開設 |
| 2004年03月 | 代表取締役 植森江助が28歳で介護支援専門員の資格取得 |
| 2007年10月 | 「グループホーム ふれあい」桑原さわ江施設長が認知症サポーターキャラバンメイトの資格取得 |
| 2010年03月 | 代表取締役 植森江助が介護福祉士の資格取得 |
| 2010年04月 | 「認知症デイサービス 介護ハウスうえもり」開設 |
| 2012年02月 | 「グループホーム ふれあい」桑原さわ江施設長が認知症介護指導者の資格を取得 |
| 2013年12月 | 「認知症なんでも相談カフェうえもり」開始 |
| 2019年12月 | ブランドステートメント制定 |
| 2020年01月 | 「つばき鍼灸院」開設 |
| 2020年05月 | 公式サイト開設 |
| 2024年06月 | 「認知症伴走型支援事業・認知症なんでもサポートうえもり」開始 |
| 2025年02月 | 介護ソフトを本格導入 |
| 2025年03月 | 「認知症デイサービス 介護ハウスうえもり」で初めてご利用者様が100歳を迎えられる |
| 2025年07月 | 初の外国人介護職員としてミャンマーから特定技能外国人を受け入れ |