暑さを感じなければ、熱中症にならない…?

全国各地で最高気温40度に迫る猛暑日が続いた7月初旬。お年寄りや乳幼児など、熱中症になりやすい人にとって気がかりな夏が今年も始まります。 「熱中症警戒アラート」が出され、テレビやラジオのニュースでも、外出をなるべく避けるように、とか、室内では適切にエアコンを使用してこまめに水分や塩分を補給してくだ...

認知症カフェうえもり回顧録

2022年3月、ある一人の女性が「認知症なんでも相談カフェうえもり」を訪問されました。小学校の音楽の先生をされているというその方は、義理のお母様が認知症の疑いがあり、与謝野町の福祉課に行ったところ、うえもりを紹介されたとのことでした。 お義母様は、相談に来られる1ヶ月前に旦那さんを亡くされ、49日を迎...

大盛況!5年越の春祭り。

4月27~28日の2日間、グループホームふれあいと介護ハウスうえもりがある与謝野町明石地区で、「加悦谷祭」が行われました。京都・与謝野町 春の例祭の一環として開催され、住民総出で五穀豊穣を願う伝統的な祭礼行事です。 祇園祭の流れをくむと言われる「加悦谷祭」の最大の見どころは、「囃子屋台の巡行」と「神輿...

介護と育児は似ている?

4月になり、近所の小学校に通うピカピカの一年生を見かけるようになりました。自分の身体より大きいランドセルが、6年後には窮屈に感じられるようになっていることを想像すると、子どもの成長の早さを実感せずにはいられません。 介護と育児は似ていると言われることがよくあります。確かに、「お世話が必要」という...

認知症カフェうえもりへの懐い

2013年12月22日(日)、『認知症なんでも相談カフェうえもり』がオープンしました。カフェはこれまで190回ほど開催させていただきましたが、期待と不安でいっぱいだった初日のことは今でもはっきりと覚えています。 私が認知症カフェの存在を知ったのは、2012年、認知症介護指導者の資格を取って少し経った頃でし...

学生インターンの受け入れを経て

2月5日(月)から9日(金)の5日間、与謝野町福祉課と与謝野町内福祉事業所連絡会の連携による学生インターンの受入れプログラムが実施されました。昨年度から始まったこのプログラムは、地域福祉の現場を知っていただくことを目的に、社会福祉士の養成をされている大学からインターン生を受け入れるものです。昨年2月に...

多様性への理解が進む一年に

この度の能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 皆様の安全と一日でも早い平穏な日常の再開を心からお祈り致します。 新年のご挨拶に際し、昨年中お世話になった方々に改めて御礼申し上げます。 昨年は新型コロナウイルス感染症が第5類に移行され、福祉のうえもりにも穏やかな日常が戻って...

認知症と「行方不明」について

今回は、認知症の方が行方不明になるというのはどういうことか、どうすればいいかを考えてみたいと思います。 ひと昔前は、認知症の方が外に出て歩いていると、「徘徊」といわれました。目的もなくただ、ウロウロしていると思われていたのです。最近では、ご本人なりの理由があることから、「一人歩き」「散歩」など...

11月11日「介護の日」に寄せて

日頃は要介護になるまでの事前準備とか、早目の診断を受けることの大切さについてお伝えすることが多いのですが、今回は、僕自身の「身内が要介護状態になった時の心模様」を綴っていけたらと思います。 現在、僕は47歳、父親は77歳です。ごくごく普通の親子かなと思います。父親の様子が変だなとなったのは3年前、新...

アルツハイマー月間に思うこと

認知症は、今では5人に1人がなる病気だと言われています。認知症になると地域での繋がりや、周りの方の理解がとても重要になってきます。 9月23日(土)、阿蘇シーサイドパークで、岩滝長寿会さん主催の「シーサイド・サロン・あそ」が開催されました。当日は、私が担当する与謝野町地域支援推進員が指揮をとり、毎年...
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