認知症カフェうえもりへの懐い

2013年12月22日(日)、『認知症なんでも相談カフェうえもり』がオープンしました。カフェはこれまで190回ほど開催させていただきましたが、期待と不安でいっぱいだった初日のことは今でもはっきりと覚えています。 私が認知症カフェの存在を知ったのは、2012年、認知症介護指導者の資格を取って少し経った頃でし...

学生インターンの受け入れを経て

2月5日(月)から9日(金)の5日間、与謝野町福祉課と与謝野町内福祉事業所連絡会の連携による学生インターンの受入れプログラムが実施されました。昨年度から始まったこのプログラムは、地域福祉の現場を知っていただくことを目的に、社会福祉士の養成をされている大学からインターン生を受け入れるものです。昨年2月に...

多様性への理解が進む一年に

この度の能登半島地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。 皆様の安全と一日でも早い平穏な日常の再開を心からお祈り致します。 新年のご挨拶に際し、昨年中お世話になった方々に改めて御礼申し上げます。 昨年は新型コロナウイルス感染症が第5類に移行され、福祉のうえもりにも穏やかな日常が戻って...

認知症と「行方不明」について

今回は、認知症の方が行方不明になるというのはどういうことか、どうすればいいかを考えてみたいと思います。 ひと昔前は、認知症の方が外に出て歩いていると、「徘徊」といわれました。目的もなくただ、ウロウロしていると思われていたのです。最近では、ご本人なりの理由があることから、「一人歩き」「散歩」など...

11月11日「介護の日」に寄せて

日頃は要介護になるまでの事前準備とか、早目の診断を受けることの大切さについてお伝えすることが多いのですが、今回は、僕自身の「身内が要介護状態になった時の心模様」を綴っていけたらと思います。 現在、僕は47歳、父親は77歳です。ごくごく普通の親子かなと思います。父親の様子が変だなとなったのは3年前、新...

アルツハイマー月間に思うこと

認知症は、今では5人に1人がなる病気だと言われています。認知症になると地域での繋がりや、周りの方の理解がとても重要になってきます。 9月23日(土)、阿蘇シーサイドパークで、岩滝長寿会さん主催の「シーサイド・サロン・あそ」が開催されました。当日は、私が担当する与謝野町地域支援推進員が指揮をとり、毎年...

4年ぶり、ふれあい夏祭り!

暑~い夏の終わりの9月半ばに、グループホームふれあいの夏祭りを開催しました! 4年ぶりの夏祭りに、ご利用者様やご家族様の期待も最高潮、 スタッフが汗をかきかき、料理やイベントの準備をしてくれました。 当の私は、夜勤明けで頑張ってみたもののカラダがいうことを効かず… みなさんが楽しむ様子を写真に収める...

声掛けって奥が深い!

■Episode1 自分がこんな声掛けをされたら、どう思いますか? たとえば、トイレの声掛けで周囲を気にせず大きな声で「トイレに行きましょうか?」と誘われたり、トイレ後に「〇〇さん、うんち出た?」って尋ねられたらどう思いますか?プライドが傷つき、とても嫌な気分になりますよね。 相手の耳元で「ちょっと一緒...

料理下手バンザイ?

私は料理が得意ではありません。もし私が料理が得意なら認知症のご利用者さんに「料理をさせてあげている」と考えるでしょうし、思っていたようにしてもらえない時には「残念」と感じ一人で料理を仕上げてしまうかもしれません。 幸い料理が得意でない私は、ご利用者さんに「助けてもらっている」と考えますし、失敗...
もし私が認知症になったら

もし私が認知症になったら

私自身は、もし…認知症になったとしても、行きたいところに行きたい、と思うし、周囲の人に抵抗なく「私は認知症状態になるんです」と言いたいと思っています。   でも現状では、一般の方々には認知症ということの正しい知識は行き届いていないのが現実です。理解されないから、自分からは言い出しにくいだろ...
1 2