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笑う門には福来る☺

2025年もはや立春。
と思いきや今年最強最大の寒波到来で、春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。

デイサービスでは2月4日、1年の幸運を願い恵方巻で節分ランチをしました。今年の節分は2月2日でしたが、ご利用者様からは「へ~2月3日ちゃうんかあ~」と驚きの声が。「節分は2月3日」というイメージがあるからだと思いますが、実際には2021年の節分も2月2日でした。この時は実に124年ぶりだったそうです。

節分ランチ当日、ご利用者様とケアスタッフが協力して、卵焼き、きゅうり、にんじんなど、7福神にちなんで7種類の具材を使い、いろどり豊かな恵方巻が完成。本来は7つの福を巻き込んだ太巻きをその年の恵方(今年は西南西)を向いて無言で一本まるごと食べることで幸運を呼び込む、というのが節分に恵方巻を食べる由来ですが、もちろんそうはいかず…。「美味しいね」「美味しいね」と言い合いながら、ご利用者様とケアスタッフでわいわいにぎやかにいただきました。「笑う門には福来る」ということわざもありますし、和やかな雰囲気で楽しむのが「うえもり流」恵方巻なのではと思います。

そして節分から5日後の2月7日、『こどもの森保育園』から可愛い小鬼さんたちがグループホームふれあいとデイサービスに来てくれました。手づくりのお面をつけた小鬼さんが登場するとご利用者様のテンションはマックスに。「鬼は~外!福は~内!」と笑顔いっぱいの豆まきが始まりました。

“こま回し”や“まつりき”“歌”の披露で大いに盛り上がり、お別れの時には「おねぇちゃんありがとうね~また来てよ」とぎゅっと握手。小鬼さんたちからもらった元気でご利用者様が若返られたことは間違いなしです。歳の離れた交流が生まれる瞬間を目の当たりにしスタッフも嬉しそうな様子でした。雪のつもるなか来てくださった保育園の先生と園児さんたちに心から感謝したいと思います。

2025年1月、福祉のうえもりは介護事業開始から30年を迎えました。これまでの良いご縁が途切れることなく続きますよう、そしてご利用者様とご家族様、ケアスタッフの皆様にたくさんの福が訪れますように。心から願ってやみません。

福祉のうえもり 代表取締役 植森 江助