介護の知恵袋

声掛けって奥が深い その1

声掛けのタイミング

自分がこんな声掛けをされたら、どう思いますか? たとえば、自分の足が痛いのに「ほら、早く立って!」手が動かしにくいのに「早く〇〇してください!」って言われたら、、、「ハイ!わかりました!」って前向きに思えますか?

「あなたは何で自分の体の事わかってくれてないの?」「この人嫌い(苦手)!」と職員さんを信頼できなくなったり、とても嫌な気分になりますよね。 「早く〇〇して!」を「ゆっくりでいいですよ(自分の「いける!」タイミングまで待ちますよ)って言ってもらえたら安心できませんか?

何事も余裕をもって…

あと、一つだけ余裕があれば、自分が声掛けする前に先に関わっている人に「○○さんに、声掛けしてもいいかな」と、さりげなく相談するのを忘れずにいたいものです。

何故って? 同じ声掛けを何回もせずにすむから、言われる方の気分をそこねないと思うからです。 いつも出来ているけど『今は体に不調がある、なんかやる気が起きない時)』は、出来ないかもしれない。

そんな時に側にいる(その気持ちを理解して励ませる)余裕のある職員さんって、素敵。

 

マネージャー 桑原道広、リーダー 大藪純子・木村誠