認知症コラム

認知症とわたし

認知症のひととの出会いは、私の母方のおばあちゃん。私が高校3年生の卒業して、少しの間の春休みでした。
今思い返せば、認知症のふりをしていたのかもしれないなと思う場面もありましたが・・・

おばあちゃんは、おじいちゃんが亡くなったことをきっかけに、ふさぎ込み忘れることが多くなりました。トイレも自分で行かなくなり直ぐにオムツを穿かされていたようでした。家族だけでは介護できない環境でもあったため、当時老人病院といわれていた病院に入院していたので、付き添いとして私が関わったのでした。

おばあちゃんは、私のことが分かったり、分からなかったり・・・

けれど、明らかに看護師さんには、抵抗して嫌がることも私には素直に聞き入れてくれたことが、当時は不思議でした。退院して、寝たり起きたりの暮らしのなかでも、関わる人によって態度を変えてるのを見て、もっとおばあちゃんの想いをじっくり聞く人が必要なのかも、と感じたのが私が認知症介護へのきっかけになったように思います。18歳の私は、まだ何十年後の今を想像もしていなかったでしょう。

今認知症介護のプロとしてやれているのは、おばあちゃんが導いてくれたのかもしれませんね。